ちょびっと心理学

様々なことを、心理学の観点から紹介していきたいと思います

やる気が溢れるようになる習慣とは!?

f:id:rishu02:20190301231752j:plain

 

やる気を出すための習慣を身につけるために必要なこと

 

ここでは、何となくやる気が出ない人へ、やる気を出すための習慣を紹介したいと思います。

ポイントは4つ。

この4つを詳しく見てみましょう。

 楽しむこと

 人がやる気をなくす原因のひとつに、強制や命令をされることがあります。

子供の頃に母から、

「勉強しなさい」

「部屋を片付けなさい」

などと言われた経験は、誰しもあるものです。その時の気分はどうだったでしょうか?なかなか動きたく無かったですよね。このように外から圧力をかけられると、どうしてもやる気になれません。

 そこで、そういった命令や強制でも、もし自分が、やりたいものだったとしたら」と考えるようにしてみたら、どうでしょうか。「これをやりなさい」といわれたら、「ちょうどこれをやりたかったんだよね」とすり替えて、逆に楽しんでしまう。いやなことも、楽しんでしまうのです。おすすめの方法は、ゲームにすること脳科学者の茂木健一郎さんは、個人オリンピックというものを勝手に開催して、楽しみながら運動をしていたそうです。これも一種のゲームみたいなものですよね。

 人がもっとも、意欲的になるのは、楽しんでいるときです。だって、いわれなくてもやりたくなりますからね。なので、どんなことも、楽しむことを考えてみてください

 

記録すること

 レコーディングダイエットという言葉を、聞いたことはあるでしょうか。これは、ひたすら食べたものを記録していくダイエットです。このダイエットについての本を書かれた岡田斗司夫さんは、ただ、食べたものと体重を記録しただけにもかかわらず、10キロも痩せたそうです。この例のように、記録することは僕たちの生活に大きな影響を与えます。それは記録することが、自分を客観視することにつながるからです。客観視する能力が高まると、自然とよい方向に事柄が進んでいきます。

 また、記録に加えて、評価するとよいです。たとえば、毎日英語の文章を読むという目標を立てたとします。実際に読んだ後に、「今日は、よくできたから5かな」とか、「今日は全然わからんかったから1だなあ」という風に、どんなことをやったかに加えて、どれくらいの出来だったかを、五段階評価で記録していくのです。こうしていくと、自分を客観的に見えるようになっていきます。なれてきたら、「この文章はおもしろいから4だ」というように自分以外のものを評価して、目を鍛えるのもおもしろいかもしれません。

 

無意識を意識化する

 電車や喫茶店、スーパーなどで、大きな声で話すおばさんいますよね。女性は、みんなああなってしまうものなのでしょうか。ある年齢を過ぎてくると、羞恥心がかけて思ったことをそのまま口にすることが増えてきます。周囲にどういう人がいる場なのか、自分の話が聞き入れられる状況にあるのか、そのような配慮のない生活は、無意識を垂れ流した生活です。無意識というのはやっかいなもので、気づいていないから無意識と呼ばれます。口に出していいことと、いわない方がいいものの区別は難しく、それを正確に判断できる女性は、「素敵な人だね」といわれるでしょう。男性も同じで、セクハラ親父と褒め上手のちがいは、この判断によるものです。

 無意識は意識化しなければいけません。例えば、お金持ちになりたいと心の中で強く望んでいる人がいたとします。しかし、自覚せず、恥ずべきことだと思っているのです。そうすると、その潜在的な欲望は消えずに残り、ゆがんだ形で出てきたり、卑屈になってしまうことがあるかもしれません。このような人はやせ我慢をしていて、欲望に支配されていることに無自覚です。その望みを自覚すれば、お金が欲しい本当の理由をさがすことができます。そして具体的な目標達成のために、努力することが出来るのです。

 意識化をするために私たちが必要なことは、書き出すことです。自分の目標ややりたいことなどを書いていくうちに、自然と何が必要かわかってきます。もし、やりたいことが見つからなくても、些細なことでいいのでかいてみましょう。きっと何かが、みつかるはずです。

 

座右の銘を心に留める

昔の偉人たちは、自分の大事にしている言葉を書き残すことが、多々あります。たとえば、西郷隆盛敬天愛人などです。こうした言葉は座右の銘とよばれ、その人の理想を表したものです。座右の銘」とは、自分の指標です。毎日をこうやっていきたいという、目標や理想を掲げてくださ。その言葉に沿って自分を作っていく。そうして、どんどん魅力的な人間になっていってください。

 

 

  今回は、やる気を出すために必要なこと4つを紹介しました。是非、参考にして、意欲的な人をめざしてください。最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

この記事は、茂木健一郎さんの”脳をやる気にさせるたった1つの習慣”を参考に書きました。